愛媛① 伊予絣(いよがすり)

 広島行ったが、ちょっと四国も気になった・・愛媛に寄ってこ。

第一印象

優しい。

備後絣が「デニム」なら、伊予絣は「休日」ってイメージ。

なんというか、縁側と昼寝が似合う。


どこのもの?

愛媛県。松山周辺で発展した木綿の絣。道後温泉のある県♨


歴史

江戸時代後期。庶民の普段着として広まった。

高級着物ではない、毎日着るための布。ここは久留米絣や肥後絣と仲間。


伊予絣って何?

木綿の絣。

糸を括る→ 染める→ 織る→ 柄が現れる。仕組みは絣仲間。

でも。柄が柔らかいし、色も優しい。


面白ポイント①

日本三大絣:久留米絣・備後絣・伊予絣

この一角。ついに揃った。

面白ポイント②

暮らし感が強い。

大島紬は憧れ。佐賀錦は別世界。伊予絣は生活。

洗って、着て、また洗う。そんな布。

面白ポイント③

派手じゃないのに可愛い。近づくと分かる。

遠目は地味。近くで見ると可愛い。南風原花織と少し似た魅力を感じた。


現在の流通

現在は希少。古布や反物、復刻品などで見かけることが多い。


手触り妄想

柔らかそう。久留米絣より少し穏やか。備後絣より少し丸い。触ると安心しそう。


私ならこう使う

今日の一言

おしゃれをするためじゃなく、気持ちよく暮らすための布。


今までの絣たち

薩摩絣→ 働く

肥後絣→ 遊ぶ

久留米絣→ 可愛い

備後絣→ デニム

伊予絣→ 休日

そして今回の見どころ。

ついに、日本三大絣が揃ったこと。

久留米絣、備後絣、伊予絣。似ているようで、全部ちゃんと性格が違う。

そこが面白いなーと思った。


ただ、日本三大・・ってつくのは何でだろ?って気になった。

日本三大絣って絶対王者ランキングじゃない。

技術だけなら、薩摩絣の方がヤバい気もする。


じゃあなんでこの3つなの?

答えは、日本の木綿文化を支えた量産型エースだから。みたいだ。

久留米絣→ 全国展開した超ヒット商品

伊予絣→ 西日本で大人気

備後絣→ 中国地方の大産地

つまり。庶民が着た、大量に作られた、産地が巨大だった。全国へ流通した。

その結果、三大絣になった。・・うん、なんか腑に落ちた。



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