沖縄③ 芭蕉布(ばしょうふ)

第一印象

バナナ?

正直、名前だけ聞いた時はそう思った。

ところが調べると、バナナの仲間ではあるが、食べるためじゃない。

布にするための植物。・・どういうことなん?


どこのもの?

沖縄本島北部。

特に「大宜味村」周辺が有名。海より山のイメージ。


歴史

めちゃくちゃ古い。琉球王国以前から使われていたとも言われる。

つまり、王様より先輩。

芭蕉布って何?

まず植物を育てる→ 繊維を取る→ 糸にする→ 織る→ 布になる。

おかしい。

普通は、蚕とか綿とか麻が原料のイメージだが・・芭蕉布は植物の茎。意味分からん。


面白ポイント①

軽い。ものすごく軽い。風が通る。沖縄の夏対策として生まれた感ある。


面白ポイント②

涼しそう。写真見てるだけで風が吹いてる。

首里織が「品」なら、芭蕉布は「風」。そんな感じ。


面白ポイント③

材料が見える、ここが好き。織物なのに、植物感が残る。

家づくりで言うと、無垢材みたいな感じ。素材の存在感。


現在の流通

超希少。普通に高い。職人さんも少ない。手間がえぐい。

だから、実物見るだけでも価値ある。


手触り妄想

麻に近そう。でも麻より柔らかそう。カラッとしてそう。夏の夕方の風みたい。


私ならこう使う

今回は帯じゃない、着物そのもの。生成りで自然色。

帯は焦茶。籠バッグ。草履も素朴。アクセサリー無し。むしろ何も足したくない。

朝。大宜味村。・・植物を見る。布を見る。

昼。沖縄そば。また食う。

午後。海。・・ではなく、木陰。風を感じる。

夕方。オリオンビール。終了。


今日の一言

王国の布を見ていたら、植物に辿り着いた。

南風原花織→ 柄が主役

首里織→ 色が主役

芭蕉布→ 質感が主役

だからサンプル集も、柄見本より「植物の繊維・生成り色・風が通る感じ」をイメージした方が面白いと思う。


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