沖縄④ 宮古上布(みやこじょうふ)

第一印象

着物好きがみんな知ってる・・らしい。

でも私は思った。上布って何?


どこのもの?

宮古島。沖縄本島よりさらに南、海が綺麗なところ。

でも今回は海じゃない。布を訪ねてる。


歴史

めちゃくちゃ古い。琉球王国時代には、王府への貢納品だった。

つまり。王様に納めるレベル。

首里織が王都の布なら、宮古上布は王様に献上する布。・・強い!


宮古上布って何?

実は、麻。植物・・また植物w

でも芭蕉布とは違う。

芭蕉布:糸芭蕉

宮古上布:苧麻(ちょま)・・別の植物である。


面白ポイント①

めちゃくちゃ細い、糸が細い。とにかく細い。

だから軽い。だから涼しい。


面白ポイント②

透け感が美しい。画像を検索してみると分かる。

見せる透け感。いやらしくない。風の透け感。


面白ポイント③

気が遠くなるような糸づくり→ 絣括り→ 染め→ 織り。

全部やる。正気じゃない行程に感じる・・だから高い。


現在の流通

高い。以上w

いや本当に、工芸展クラス。中古でも高い。新品はもっと高い。


手触り妄想

麻。でもゴワゴワじゃない。空気のよう。

なんか、着る扇風機みたい。


私ならこう使う

今回は主役を作らない。宮古上布そのものを楽しむ。

生成り。薄灰。淡い藍。帯も主張しない。

籠バッグ。草履。

・・終了。盛らない。

朝。宮古島で風を感じる。・・終了。

いや本当に。今回は観光じゃない「風を感じる回」。

昼、島そば。

午後、昼寝。

夕方、ビール。

最高。


今日の一言

芭蕉布で植物に辿り着いた。

宮古上布では風に辿り着いた。「風が通る布」


なのでサンプル集も、柄一覧より

  • 透け感
  • 生成り
  • 淡い藍

を並べた方が絶対それっぽい。

そしてね。

ここまで来ると沖縄編の流れが綺麗。

  • 南風原花織=柄
  • 首里織=王都
  • 芭蕉布=植物
  • 宮古上布=風

なんかもう、工芸品というより詩になってきたかもしれない。

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