岩手① 紫根染(しこんぞめ)|紫は、憧れの色
「紫」は昔、日本で最も高貴な色の一つだった。
その美しい紫を生み出すのが、紫草(ムラサキ)という植物の根。だから「紫根染」。
紫根染の面白いところは・・
① 根しか使えない
花じゃない。葉でもない。根。
しかも数年育てて、やっと根が染料になる。
② 掘ったら終わり
根を採る→終了、また最初から育てる。藍みたいに毎年葉を収穫できない。
③ 栽培が難しい
暑すぎてもダメ。湿気も苦手。連作も苦手。病気にも弱い。だから今でも栽培農家は本当に少ない。
① 根しか使えない
花じゃない。葉でもない。根。
しかも数年育てて、やっと根が染料になる。
② 掘ったら終わり
根を採る→終了、また最初から育てる。藍みたいに毎年葉を収穫できない。
③ 栽培が難しい
暑すぎてもダメ。湿気も苦手。連作も苦手。病気にも弱い。だから今でも栽培農家は本当に少ない。
昔はどうしてた?
需要は当然高かった。だから朝廷や寺社が紫草を保護したり、栽培を奨励したりしていた。
飛鳥・奈良・平安時代には、紫は特別な色だったから。
飛鳥・奈良・平安時代には、紫は特別な色だったから。
岩手とのつながり
岩手県の紫波町は、その名の由来の一説にも紫草が関係するといわれるほど、紫草との縁が深い地域。現在も保存・復活の取り組みが続けられていて、「幻の染料」を守ろうとしている地域なのだ。
🎨 旅で集める、日本の色。 No.003
紫紺(しこん)
深く静かな紫。
昔は身分の高い人しか身につけられないほど貴重な色だった。
昔は身分の高い人しか身につけられないほど貴重な色だった。
産地:岩手県
染料:紫草(ムラサキ)の根
感じたこと:手に入らないからこそ、人はこの色に憧れた。
コメント
コメントを投稿